初めてのAFM
機械特性の基礎講座
パーク・システムズ ウェビナー | #18
日本の新年度、新学期に合わせましてAFM基礎ウェビナーシリーズを実施中ですが、前回の「電気特性の基礎講座」に引き続き、今回は材料の機械特性に関するアプリケーションをご紹介します。
機械特性では、形状測定ではあまり日の目を見ないコンタクトモードとスペクトロスコピーの組み合わせが大活躍します。カンチレバーのバネを利用して相手の硬さや弾性、凝着、様々な機械物性を定量的に評価することが可能になります。最近では、弊社のホームページで、水平間力の定量についても紹介されていますし、新しく粘弾性測定も可能になりました。内容は、フォースカーブ、PinPointモード、水平間力顕微鏡、ナノインデンテーション、ナノリソグラフィーについて初心者向けに分かり易く説明し、またプローブの選び方についてもお話します。
System: NX20
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後藤 千絵
パーク・システムズ・ジャパン株式会社
技術部 分析チーム
1991年から現在まで29年間をAFMと共にしてきた後藤は、2012年にNEDOの研究員として、 千葉大学で燃料電池の研究に携わってきた。日常のデモンストレーション以外にも、これまでに多くのOn Siteセミナー、 ユーザートレーニングの実施や日本の顧客向けにオリジナルガイドブックの作成に手をかけている。